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映画『奇跡のリンゴ』-レポ

奇跡のリンゴ

【映画『奇跡のリンゴ』ーレポ】


映画レポートです。

阿部サダヲ主演の映画『奇跡のリンゴ


※※※以下、ネタバレありです。そーゆーのが嫌な人は絶対に見ないで下さい!※※※































人が社会を作る時、そこには必ず軋轢が生じます。
例えば小さい箱にゴルフボールなんかを目一杯詰め込んだら、ゴルフボール一つ一つに摩擦は小さくても、
全てのボールの摩擦と凸凹が互いにひしめき合い、お互いに相手を押さえつけてしまいます。
真ん中のボールを突っついて動かそうにもどうにもなりません。

人間社会も同じだなと思います。
互いに衝突し合い、にっちもさっちもいかなくなる……

なんだ、そんなことなら油をさせばいいじゃないか。
なんだ、そんなことならボールを減らせばいいじゃないか、箱を大きくすればいいじゃないか。ボールを削って小さくすればいいじゃないか。

確かにゴルフボールなら解決策はあるかもしれません。
しかし、人間の場合、ゴルフボールと違って、人間ボール自体が破裂したり、溶けていったり……
色々なリスクを抱えています。
人間は、ただ仲良く箱に収まっていたい…ただそれだけなのに…
人間を苦しめるような、いじらしい小さな箱に悔しさと静かな怒りを感じる、そんな今日この頃。


はい。クイズRPG魔法使いと黒猫のウィズ、廃課金プレーヤー・たちゅまるです。
合宿に来て、後輩陣に人間トラブルが発生しているようで、
簡単に問題を一掃できるものでもなく、悩ましいです。
今回の映画レポ『奇跡のリンゴ』は、そんな人間関係にも繋がる優しいお話。



先日の『大脱走』(『ESCAPE PLAN』)レポートに引き続き、合宿前日に観た映画の、阿部サダヲ主演『奇跡のリンゴ』についてレポートを書きます。

他に『アルマゲドン』とか『SPECK〜結(クローズ)〜漸ノ篇』とかも観たのですが、
『アルマゲドン』→あれ?こんな乱雑設定の糞ストーリーやったっけ?……
『SPECK』→うっわ、ドラマ抜きで初めて観たけど、これただの劣化『トリック』やん、『GANTZ』みたいな撃破感もないし……
、という糞チョイスっぷりだったので、
今回は、通算2回も観た『奇跡のリンゴ』だけレポートしようと思います。
1回目は、出演者のボソボソトークなどもあって途中で寝てしまったのですが、
2回目は、反省して字幕もつけて観ると思ったより話の奥が深く楽しめました。

あらすじは、絶対に不可能と言われた無農薬リンゴの栽培に、あるリンゴ農家が人生をかけて挑戦するというものです。

詳しく展開を追っていくと、
阿部サダヲ演じる主人公“秋則(あきのり)”は、リンゴ農家の生まれです。
リンゴは「金のなる木」と言われた時代ですが、リンゴといえど農業はあくまで“農業”。そこには必ず過酷な栽培環境、能率の悪い経営、辛い重労働などがあります。
彼は幼少のころから物を解体するのが好きで、何事も理詰めで考える質の人間だったので、
どうしてもその理不尽な農業形態に我慢できず、一旦は都会に出てサラリマーンに就きます。
しかし、実家の都合で田舎に呼び戻され、なんやかんやで
菅野美穂演じる“木村美栄子”の家へ婿養子となります。
実はこの木村家、なんとリンゴ農家であり、秋則は遂に農業から逃れることができず、いよいよリンゴ農家ストーリーが始まるのです。

すっかりリンゴ農家となった秋則ですが、妻の美栄子には農薬アレルギーがありました。
農薬は自然・消費者だけに悪影響を及ぼすのではなく、実は農家側にも少なからず悪影響はありました。
そんな理不尽に対抗すべく、秋則はリンゴの無農薬栽培に乗り出すのです。



で、まぁ、無農薬への挑戦における四苦八苦などが映画で描かれていくのですが、
挑戦の内容や、秋則さんの人生などについては今回省きます。

私が書きたいのは、その誰もなし得なかった奇跡、そしてその未踏の域を歩く孤独など、
取り巻く周囲の人との人間関係について少しレポートしておきたいなと思いました。

というのも、この秋則さんが挑戦に踏み出すに当たって、
最初は村の若い衆も協力的で、皆出来たらいいなぐらいにのんびりと始まるのですが、
次第に雲行きは怪しくなっていき、経営は破綻していきます。
そうなると世間は冷たいもので、近所の人も実家の人も誰も協力しなくなっていきます。
田舎というのは距離とかじゃなく人間関係自体が狭いので、あてもなく開発に夢中で“穀潰し”となっている主人公は、村八分となってしまい、
徐々にそのしわ寄せは家族全員に及んでいきます。


そんな周囲から疎遠にされる中、ふつふつと湧いて出てくるキーワードが「諦める」という言葉。
「俺が諦めるということは、人類が諦めるというだ!」
「諦めたらヤダ!やめたら何のために貧乏しているの?」

秋則さんの諦めたくない!という強い思いと対称的にその言葉は私達の胸に突き刺さります。
君達も今抱えてるトラブル諦めたらどう?楽になるよ…って。

周囲の人とトラブルを起こし見捨てられつつも、
主人公の秋則は、自分を信じ、家族に支えられながら遂に無農薬栽培を実現します。
そんな秋則さんの中に、私は志の高さと、それを支える家族のありがたみを感じました。

最初に人間関係は必ずトラブルを生じて壊れていくものだと言いましたが、
この映画は正にそうです。
青森の農産地帯に閉じ込められた1人の人間が、身動き取れず苦悩するのです。
解決策は見つかりません。ただただ地獄のような毎日を過ごし、自殺まで考えます。

そんな中でも無農薬に挑戦し続けて行けたのは、家族の愛があったからです。
最終的に無農薬を成功させたのは秋則さんの天才的な閃きですが、そこまでやり通せたのは間違いなく家族愛の賜物です。

皮肉ですね。村に押し込められ、人間関係にも苦しめられていた人間を救っていたのは、結局1番身近な家族という人間関係でした。

単に家族は大切にしろっていう映画ではないと思います。もちろん秋則さんの英雄譚でもありません。
これは人との関係性を見直そうという映画だと感じました。(さすがに拡大解釈しすぎかとも思いますが)

身近な家族だからこそ信じ合えたのはもちろんですが、
実家の方達も元は血のつながる家族だったはずです。本当は秋則さんを信じて支えてあげられたはず。
この映画は、家族だから信じられる、暖かく迎えられる、そんな陳腐なストーリーを描いているのではなく、
私は、人と人が接する時、相手をどこまでも信頼できるそんな勇気が必要なのだと語っているように思うのです。

秋則さん一家のような信頼関係を築ければ、実家の方達のように疎遠になることもなく、また親友のもっちゃんのように絶交することもなく、
村中が一つの家族のようになって、難題「無農薬栽培」に取り組めたはずです。



つまり私が言いたいのは、
何か大きなことをなしとげるには、周りの人たちとの円滑な人間関係が必要であり、
その実現のためには周囲の人から一蓮托生の信頼を得なければならないということです。
生半可に、親友やってますから〜とか、若手グループ作って開発ガンバってます〜とか、農協組合に参加してます〜とか、
そんなしがらみはどーでもいい。
要はその相手を心底信用して、自分の人生も何もかも託す勇気がありますか?ということ。
そんな絶大な信頼、世の中にはそうそう転がっていない。それこそ家族でもなければ存在しえないのかもしれない。
しかし、この映画は、そんな信頼がなければ無農薬という奇跡は実現しなかったと言う。だから信じることが大切だと言う。



天才は1%の閃きと99%の努力。
どこかで発明家が呟やいてそうな台詞ですが、
この映画から感じたのは努力の前提には周囲の人間の99%の協力があるということです。

何を言ってるのか自分でもよく分からなくなってきましたが、『奇跡のリンゴ』を観て感じたのはそんな所です。
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theme : 映画感想
genre : 映画

tag : 奇跡のリンゴ 阿部サダヲ 菅野美穂

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プロフィール

たちゅまる

Author:たちゅまる
サービス終了まで楽しみ尽くしてやるって誓ったッ!

京都で大学生ナウ

☆好きなもの↓
映画とSCANDALと、大きく差をつけられてウィズ
最近ウィズ内でSCANDALのクイズ見かけるとテンション↑↑

★嫌いなもの↓
リティカスと呼ぶ人

ゲーム内プレーヤー名も同じくたちゅまる
多分コロプラディスリがちょくちょく入ります(笑)
ちな、黒ウィズ廃課金勢です。

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